3歳3ヶ月のシュワッチ!

息子がこの間「(ウルトラ)セブン、ゴードン、はくほう、サボさん」と言うので何だろうと思ったら好きな人の順番だそうで、「好きな人」と言いながらその中で人間は白鵬だけだなあと思ったお母さんです。

ウルトラマン好きの夫に感化され、一年ほど前にウルトラシリーズに目覚めた息子、今や朝から晩までどっぷりハマっています。テレビシリーズを見るわけではなく、ウルトラマンの図鑑を読んだり主題歌をYouTubeやDVDで見たりするだけですがそれだけでも大満足のもよう。でも夫の影響下にあるためウルトラマンウルトラマン80限定という昭和の申し子みたいな嗜好になってます。見せればもちろん最近のも好きになるんでしょうけど、まあ今はEテレアンパンマンしか見せてないし、それは当分先でいいやと思ってます。
先月までJRで催されていたウルトラマンスタンプラリーのテーマはウルトラ6兄弟&その怪獣たちで夫と息子のど真ん中!というわけでふたりで何度も出かけてのめり込むように楽しんでました。男同士の世界が羨ましい気がしないわけではないけど、これからふたりで楽しめる世界をどんどん広げていって欲しいです。その間お母さんは自由を満喫できるもんねー。
とはいうものの、ここのところ毎日ウルトラマン一色なので80までのほとんどの主題歌は私も覚えてしまったし、登場するウルトラマン同士の関係もいつの間にか把握してしまいました。かつて夫がいくら「面白いんだよ!」と言っても見向きもしなかった自分がこうなるとは、子どもの影響って恐ろしい……。

少し前から「なんで?どうして?」の質問攻撃も始まって、いよいよ来たか!と思ったら、「〇〇、ママのことだーいすき……どうして?」自分がなぜ母のことが大好きなのか年中聞いてきます。この変化球は想像していなかった。「ママが〇〇にとって世界にたったひとりのママだからだよ」と苦しい返事をすると、本人も「ふーん」と納得しているのかしていないのか微妙な反応……。この先もっと難しい質問をされるのかと思うとワクワクが止まりません。

まだまだ公園からはまともに帰れないし(「そろそろ帰ろう」というと「ヤダ!ママいらない、バイバ〜イ」と拒否され自転車に乗るまで30分くらいかかる)、そういう意味ではイヤイヤ期は終わってないのかもしれませんが、会話の幅がどんどん広がって、伝えられることが増えてきて面白いし、退屈とは無縁の毎日です。
こんなに濃密な日々だから、人の親は子が独立した後に空の巣症候群になったりもするんだなあと、ふと我に返ったりもするのですが、もちろんそれはまだまだ先の話、とにかく今は一日一日の息子とのぶつかり稽古に精進しよう、と誓うお母さんなのです。

初代から80までの主題歌や挿入歌が収録されています。昭和のウルトラマン好きにはたまらない内容なんだって!そのうちテレビシリーズも見てみよう。