短歌を詠んでみる ーはてな 題詠「短歌の目」10月ー
勉強していると邪魔しにくるおじいにゃん……
指先のカサカサに季節の変わり目を感じるお年頃です。相変わらず育児とフランス語学習に追われる毎日で、今月の題詠は難しいかと思いましたが、なんとか間に合わせることができました。今回で参加するのも8回目、少しは短歌に慣れてきたのかもしれません。一度取り組んだら結構集中して作ることができるようになった気がします。
歌にも詠みましたが本当に綱渡りですね毎日が。
1. 上様
シャラララ風を纏って秋が来るその影まるで上様御成り
2.まれ
退屈を持て余したらひと暴れ遊びたい子はこの指止まれ
3.ピアノ
気がつけば夜毎ピアノは奏でてるひとさしゆびが忘れない歌
4.星座
空の果て燃え尽きるのを眺めてたあれは確かにあの子の星座
5.々
々々と々々々と々々と野馬は走るよ我先駆ける
6.G
向かい合うあなたとわたし微笑んでG線上を綱渡りする
7.眠
君が住む眠りの国を訪ねたらどんな素敵に出会えるかしら
8.紫
夕空が紫色に染まるときあなたの名前呟いている
9. ひたひた
お豆さんひたひたにして煮ています待ち惚けでも悪くないから
10.【枕詞】秋の田の
秋の田のそよぐ眺めを突っ切って凍てつく月を狩る旅に出る