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コンパス@上野国立科学博物館でだいぼうけん

子ども

54年ぶりの11月の初雪(大雪!)に見舞われた東京(うちは埼玉ですが)、翌日は打って変わっての快晴、これはもうどこか気分転換に出かけるしかない。どこへ行きたい?と3歳の息子に尋ねると「はくぶつかん!」というわけで上野国立科学博物館へ。

ここは昔からの私のお気に入りで中学生のころからよく通っていた。息子が生まれる前、夫ともそれなりに出かけたけれど、回数がかさむと「こないだ行ったばかりだよ」と断られて寂しい思いをした。だが息子は月に何回行っても嫌がらない、しかも向こうから行きたいと言ってくる、こんな嬉しいことはない、イヤッホゥ!

博物館がリニューアルを重ねて去年地球館内にオープンしたのが「親と子のたんけんひろばコンパス」。メインターゲットは4〜6歳、でも12歳までの子供とその保護者なら入場可能。1回45分と入場時間が決められており、整理券が必要だが、高校生までは入場無料だし、大人も常設展料金620円だけで入ることができる。息子は(私も)このコンパスが大好きで、3歳過ぎてから博物館に行くときは必ずここで遊ぶことにしている。夫とふたりだけのときは必要なかったリピターズパスも買っちゃったもんね!(1030円の年会費で博物館に入館し放題、ただし特別展は別料金)

剥製たちが集ったアスレチック、子供が楽しめないわけがない。大人も楽しいけれど、内部はもちろん幼児向けでなので狭く天井も低く、中腰で移動しなければならないためけっこうキツい。でも頑張って潜り込めば、

いろんな動物と思いがけないところで出会えて楽しい。

もちろん科学博物館おなじみの恐竜も(足元に子供もいる!)。

アスレチックに飽きたらお絵描きしたり工作したり

本を読んだり

標本を観察したり

マグネットをボードに貼りまくったり(これなら家の冷蔵庫でもできるじゃないかというツッコミはなしで。ここはよちよち歩きの子に大人気)、思い思いに過ごせるので45分が毎回あっという間。



一日の過ごし方としては、平日10時前に博物館に到着し、10時からの整理券を取ってコンパスで遊び、その後シアター36〇を観て、日本館入口近くのラウンジか、天気が良ければ屋上スカイデッキでお弁当、または売店でおにぎりかパンを買って食べる。午前中はそんな感じ。

スカイデッキからは上野の森が一望できる(荒天時は閉鎖)。

午後は時間に追われることもないので息子に行きたいところを聞きながら、地球館日本館どちらもあちこち見て回る。息子の今のお気に入りは地球館の恐竜の化石と日本館の隕石の展示。午後になると各フロアでボランティアの方たちが解説をしているのでそれを聞いて回るのも楽しい。「地震の計測方法」「象の歯の生え方」「縄文人弥生人の頭蓋骨の比較」「蝶と蛾の違い」など、テーマはさまざま。ほんの数分なので幼児でもなんとかそこそこ聞ける。

博物館はとても広いので、細かく見ようとしたら大人でも1日で全部回りきれるものではない。なので余裕を持って2〜3時くらいに切り上げることにする(これがまた大変なんだが)。余力がありそうなら上野動物園の近くのスタバの裏にすべり台などの遊具があるのでそこで30分〜1時間遊び、ラッシュ前、遅くとも4時には上野を出る。そんな感じで過ごすことにしている。

以上が平日息子とふたりで行くときの過ごし方だけど、夫も一緒に土日祝に行くとなると話が違ってくる。混雑しているので整理券を取るためには行列必至、まず夫に先発で9時前に博物館に着くように行ってもらい、私と息子が後から行くことにしている。並ぶ人には苦労をかけるけれど、大人ひとりで最大6人分の整理券が取れるので友人家族がいるときはありがたい。


もうすぐ4歳の息子は毎日「なんでどうして」の繰り返しの花盛りである。「なぜきょうりゅうはいなくなったの」「どうしておひさまがあるの」「なぜじしんはおこるの」それに答えていくのは楽しくもあるけど、なかなか大変でもある。そこに「じゃあ今度博物館で調べてみよう」という選択肢が加わると気分も楽になるし自分もワクワクする。実際に出掛けて一緒に調べて発見して驚いて後で感想や意見を言い合うのがとても楽しい。世界や宇宙の広がりをこんなふうにみずみずしく捉えていけるのは子供ならだけど、そこに寄り添うことで親も子供と同じ経験がもう一度できるし、何よりこの世界の当たり前が当たり前じゃなくなる。息子が生まれてからある意味ずっと毎日が大冒険、息子が一人旅を望むまでは一緒に冒険して行けたらいいなと思っている。