「みんなが行くところ」に行ってみたかった

去年の夏は近所をウロウロ散歩したり、ビニールプールで遊んだり、せいぜい近所のお祭りに行くくらいで終わりましたが、息子も2歳になりそこそこ行動範囲も広がったので、今年は暇さえあれば家族であちこち出掛けました。


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まずは横浜の日産ギャラリーまで昔の緊急車両を見に。


そしてボローニャ国際絵本原画展


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ミーニャ(おかあさんといっしょの着ぐるみ人形劇「ポコポッテイト」のキャラクター)に会うためスタジオパーク


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きかんしゃトーマスのファミリーミュージカル。ソドー島から練馬まで、トーマスとパーシーとヒロとディーゼルとハロルドが会いに来てくれたよ!


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トミカ博で人混みに埋もれる。


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その帰り道エレベーターにぎゅう詰めになるピカチュウに遭遇。


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KITTE場所で横綱にタッチ!


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やっぱり本物の土俵はいいなあとしみじみ。


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息子は逸ノ城とぶつかり稽古。


遠出はしていないものの、これ以上ないくらいに子持ちの夏休みを満喫しました。ああ楽しかった。

私も夫も東京生まれ千葉市街地育ちのため、田舎の親戚というものがなく、自然の中を思い切り走らせてやれなかったのだけが心残りだけど、おいおいいろいろなところに連れて行ってやれたらいいなと思います。


自分が子どもの頃は「大勢の人間が行くところなんてくだらない、程度が低い」と親に片付けられ、テーマパークのような場所に行くことは許されませんでした。自分が決して行けないそこは、いったいどんな場所だろうという強い憧れと妄想の中で暮らしていました。
初めてディズニーランドに行ったのは高校生のとき。仲のいい友だち同士でもちろんすごく楽しかったけれど、「ああここはもっともっと小さいうちに来るべき場所だった」と寂しくもなりました。

大人になってからは出掛けるきっかけも気持ちもなかったのですが、子どもを持って俄然「みんなの行くところ」へ行く機会が増えました。行列したり、息子がイヤイヤを全力で発揮させたり、どこへ行くのも大変でしたが、それでも「こんな世界があるのか!」という発見ができて面白かったし、何より息子が喜ぶ顔が見られて幸せでした。だからくだらないことなんて全然なかった。

息子がいればどんな些細な出来事も冒険のように感じられる不思議。大人になってから子どもに引き摺られて世の中に揉まれるのも悪くないなあと思っています。明日はどこへ出掛けようか。