短歌を詠んでみる ーはてな 題詠「短歌の目」6月ー

日記をサボっている間にまもなく梅雨入りという時節になっていました。息子が寝てる間に仏検に備えてひたすら勉強をする毎日ですが、やればやるほどよく分からなくなる、という魔の領域を彷徨っております。勉強って、新しいことをどんどん覚えられる初歩の初歩時代は楽しいのですが、必ず停滞期がやって来るんですよね。暗くて長いトンネルを歩き続ける気分。ここをどう乗り切るかが合格の鍵のような気がします。なんだか結婚にも通じるような話ですね!

それはそれとして今回も短歌を詠んでみました。難しいけれどやっぱり面白いです。この間、日本語でも作ったことがないのに無謀にもフランス語で俳句に挑戦してみましたがその話はまたいずれ。



1.青

裏山で君と見つけた青虫の羽色占う帰り道にて


2.梅

鈴生りをお風呂に入れて軸取って梅仕事から始まる夏よ


3.傘

数多咲く傘の花から探してるいつになっても届かない花


4.曲がり角

曲がり角あの子の影が見えてるよ日射しギラギラ心ジリジリ


5.しそ

楽しそうあなたの夢の隣には私ではない誰が寄り添う


6.紫陽花

梅雨どきは紫陽花どきよ今日もまた衣替えして濡れそぼつから


7.つばめ

いつからかつばめと言えば特急に男児の母は乗り物地獄


8.袖

藍色の矢羽の浴衣袖畳み蘇るのは花火か恋か


9. 筍

筍と木耳玉子で綴じたのがお気に入りですカリコリトロリ


10.たらちねの

たらちねの母に群がる仔猫たち午後の日和にうつらうつらと