短歌を詠んでみる ーはてな 題詠「短歌の目」5月ー
ぼんやりしてる間に、いつの間にやら季節は一足飛びに夏を迎えたようです。暑い……。
早いもので3度目の挑戦になります。宜しくお願いします。
1. うぐいす
2. 窓
窓辺にて君の帰りを待ちわびる私をいつも月が見ていた
3. 水
立合ってすぐに寄り切るはずだった彼との勝負いつか水入り
4. 海
海知らぬあなたにいつか見せたくて夕日がジュッと落ちる波間を
5. かめ
甲羅干すかめいつまでも眺めてたあの日の瞳今何映す
6. 並ぶ
我こそは白粉つけて紅さして居並ぶ躑躅匂いめく色
7. 発情
発情も知らずに十年(ととせ)我が猫の鬚にもいつか淡雪積もる
8. こい
気がつけばもう三度目のこいのぼり空をも越えて泳げ彼方へ
9. 茜さす
茜さすあなたの頬にくちづけた春の名残か花散る夕べ
10. 虹
雨上がり都会の空に撓る虹誰かに会えるそんな気がする