返ってきた答案

先日受けたディクテの試験の答案が返ってきた。初級と中級を併願して、初級は満点、中級は18点(20点満点)だった。平均点はそれぞれ15点、16点なので、今回のテストはかなり易しかったみたい。だからなおさら中級でも満点取りたかったなあ。しょうもないミスを連発してしまった。ああぐやじい。

初級で「(この界隈には)映画館にはない」という文章、散々悩んで"il n'y a pas de cinémas."とcinémaにsを付けたら「フランスでは一つの街に一つの映画館しかないので単数が普通です」と解説にあった。オマケで丸もらえたけど勉強になった。

中級のミスはsを付けるべきところの付け忘れが主だったのだけど、一箇所"climat "(気候)とすべきなのに"crimat"と書いてしまった。フランス語のLとRは初心者でもまず間違えないくらい発音が全然違うので、答案を見て「えっ!」となった。でも気になるのでロベールで発音を確認してみたら、確かにこれは私にはRみたいに聞こえる!Cみたいに硬い音の後にくるLは要注意だと思った。そしてそもそもcrimatなんて単語は存在しない。でもこのおかげで二度と間違えないだろう。

こうやって一つずつ間違いや勘違いを潰していく。根気のいる作業だけど、これを疎かにすると語学なんて身につかないと思う。ディクテはそんな間違い探しに最適な勉強方法なんじゃないかな。

来年受けられたら上級を目指すぞ!