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Chaque chose en son temps.

息子2歳1ヶ月、意味のある言葉をまだ一言も発しません。口にするのは宇宙語ばかり。母子手帳によると1歳半で「ママ」「ワンワン」などの単語を、2歳で「ブーブーキタ」「マンマチョウダイ」などの二語を発するのが望ましいとされているようです。

一般的に男の子は言葉が遅いと言われているし、いくら親が気にしても本人にその気がなければ始まらないと思っていましたが、1歳半健診のときに保健師さんから「2歳になったら言葉が出ているかどうか確認のお電話をしますね」と言われ、2歳の誕生日の翌日にかかってきました。律儀ですな!

言葉が出るための具体的な働きかけをしていますか?(たくさん話しかける、同世代の子どもと遊ばせる等々)など、毎日当たり前にやっていることについての質問を延々とされました。私はふまじめなのでハイハイソウデスネーと聞いておりましたが、まじめなお母さんはこの質問攻めに「言葉が出ないのは私のせい」と自分を追い詰めかねないなと思いました。最後は「意思の疎通ができていれば問題ないし、男の子は4歳まで言葉が出ない子も珍しくないですから」という結論で終わったのですが、じゃあこれは何のための電話なのかしら。発語のない子には2歳になったら連絡する、そういう「決まり」なんでしょうけどね。

嫌なことには首を横にブンブン、OKなら頷くか手を挙げることで、意思の疎通はまあまあできていると思います。何かしてほしいときは私の手や服を引っ張ってアピールすることも覚えました。みんな「イヤ」「ウン」「オカアサン(ママはなんとなく抵抗があって使ってません。ママを使えば言葉が早く出るという説もありますが……)」の一言が出れば世話がないことですが、これもまあ仕方ありません。

この間ひどい雨の日に、家でレゴしながら「明日は公園行こうね」と言ったら首をブンブンするので「じゃあブーブー見に行こう」と言ってみたのですがブンブン。「上野動物園は?」ブンブン。「ホットケーキ焼こうか?」ブンブン。「餃子ならいいのかな?」ブンブン。ふと気付いて「分かった、お父さんと遊びたいんだね」と言ったらこのときだけ(うん!)としっかり頷きました。話せなくても自分が言いたいことはしっかり伝えられる力にびっくり。当然ですが心もどんどん成長しています。

フランス語に"Chaque chose en son temps."という言葉があり、直訳すれば「物事にはそれぞれしかるべき時機がある」という意味で、具体的には「あわてない、あわてない」ということらしく、よく会話に使われるようです。この成句を知ったとき息子の言葉の問題も正にそうだなあと思いました。周りでやいのやいの言っても時機が来なけりゃしょうがないのです。初めての言葉が何か楽しみにしながら、機が熟すのをのんびり待ちたいと思います。

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走るのがやたらと速くなりました。