かなりや

今夜の肌の色に 似合う服を探す
枕辺で囁くは
かなりや

千切れてくこころから 紡がれる言葉までは
なんて遠いんだろう
かなりや

愛するひとを忘れたふりをしてうつろう僕の
寄せては返す想いからお前は生まれた

お前が忘れたうたを僕が口ずさもう
迸るものがあるから
かなりや


(1999)
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