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男児のベビー服問題

 前回、親の好みの押し付けはやめようと書きましたが、彼が生まれてこのかた、着るものについては当然ながら思いっきり私の好みを押し付けております。子どもが意志表示できるまでは、ベビー服選びは親の役得というか、楽しみのひとつだと思います(一般的には新生児向けの50サイズから3歳児向けの95サイズまでが「ベビー服」というカテゴリーに入るようです)。

 ですが、男児の服って、ベビー向けでさえなぜあんなに可愛げがないんでしょう。あっという間に過ぎ去ってしまう赤ちゃん時代だからこそ、男の子にも可愛い服を着せたいと思っても、店に並ぶのは恐竜に車に新幹線に昆虫……。それを避けて無難にシンプルにまとめようと思うと、もれなく全身しましまになります。どうしてあれもこれもボーダーにしてしまうのか、全く意味が分からない。赤子を囚人にしたいのでしょうか。

 本人が「恐竜柄が着たい!」「カブトムシがいい!」と主張するようになったらもちろんそれはそれで仕方なく着せてあげるつもりですが、そうでないベビー服の場合、すすんでそういう柄を着せたい!と思う母親はそんなに多くないと思うんですけどね。

 金に糸目をつけなければ、男の子にだっていくらでもセンスのいい可愛い服があることは分かっているのですが、庶民なのでそういうわけにはいきません。成長著しい今はすぐに着られなくなってしまうわけですし。

 柄物だと動物(主に猫とパンダ)と音楽モチーフを着せることが多いのですが、猫は十中八九で女児向けであることが多く、見つけるのはなかなか大変です。やっと男児でも着られるかな?と思える服に出会っても、猫にリボンがついていたり、膨らんだ袖だったりでがっかりすることもしょっちゅうです。

 女の子が男の子っぽい服を着てもボーイッシュで済みますが、当たり前だけど逆はあり得ないんですよね。今更選択肢少ないなーとボヤいています。

 パンダはほぼユニセックスなので問題なく着せられます。音楽モチーフ、ギターはだいたい男児向けですが、ピアノはまず女児向けです。というかロックやジャズは男児向けでクラシックになると女児向けという区分けなのかも。

 そういえば、横文字のロゴものは英語だと男児向けですがフランス語だと女児向けになる気がします。あれも不思議。

 男児向けの素朴で可愛いベビー服、手頃なのがあったらすごく売れると思うのに。あれば私が真っ先に買います!などと言いながら、我が家で一番の衣装持ちは息子であることにまず間違いありません。いただきものも多くて本当にありがたいです。同時に羨ましい。お母さん、たまには自分の服買いたいな……。