子ども

Chaque chose en son temps.

息子2歳1ヶ月、意味のある言葉をまだ一言も発しません。口にするのは宇宙語ばかり。母子手帳によると1歳半で「ママ」「ワンワン」などの単語を、2歳で「ブーブーキタ」「マンマチョウダイ」などの二語を発するのが望ましいとされているようです。一般的に男…

いのちはめぐる

少し前になりますが、先月生まれたばかりの甥っ子に会いに夫の実家へ行ってきました。いやもう可愛かった!伯母ちゃんもうメロメロです!新生児のしぐさも泣き声も果てはウンチに至るまで、とにかく懐かしくて愛おしくてたまらなかったです。息子ももちろん…

息子2歳

息子はこのほど無事2歳になりました。12月は夫と息子の誕生日、クリスマス、年越しと、イベントづくしの我が家です。さて、世間では2歳といえばイヤイヤ期、イヤイヤ期といえば2歳、というくらいに第一次反抗期といつものが刷り込まれているかと思います。私…

おかあさんレゴにハマる

連休中はお天気に恵まれたので、息子を連れて家族や友だちと上野公園や新宿御苑へ出掛けました。お休みが終わったと思ったら雨続き。体力の有り余った幼児持ちにはつらいところ。来月2歳になる息子へ、義母と義妹が早目の誕生祝いにと、この間レゴの赤いバケ…

鮭失格

息子を産んでから、正確に言えば男の子を妊娠しているとわかったときから現在に至るまで「男の子ねえ……」とあからさまにネガティヴな反応をされることがありました。今はああまた暇人が何か囀ってらーと聞き流せるのですが、妊娠中と産後すぐくらいまでは神…

「うーーーわーーー☆」がききたくて

以前、息子の食が細かったころ、どうやって食べてもらうか思い悩んでいると「大丈夫、男の子はそのうち肉さえ与えとけばよくなるから」と諸先輩がたにアドバイスされました。そしてそれは真実でした(反面、肉以外を食べてくれないという新たな悩みを抱える…

二人の旅

息子のブーブーBOOMはまだまだ続いているのですが、相変わらずバスやトラックなどの大型車やミキサー車やクレーン車などの工事の車に惹かれるらしく、乗用車にはついに見向きもしなくなりました。散歩コースも緑道や公園から、ガソリンスタンドや大型車用の…

母は殴られ屋ではないのです

先日、息子が空のペットボトルで猫をぶん殴ろうとしつこく追い回すので叱ったら、うちに遊びに来ていた母に、ウワーン!と明らかに嘘泣きと分かる声をあげながら抱きつき、「この人が怒ってるのー」と言わんばかりにこっちをチラチラ見てきました。っかー!…

宇宙人母さん

この夏プール監視員をして暮らしています。そうは言ってもお給料をもらっているわけではないので暮らしているという言い方は変ですね。 このところ散歩に出るには暑すぎるので、ベランダにビニールプール広げて1歳8ヶ月の息子をあらよっと放り込んでいるので…

所詮この世は生まれてきたもの勝ち

お向かいの小学生男子がリコーダーを毎日一生懸命練習しているけれどちっともうまくなりません。蝉の声と混ざってひどい不協和音です。夏休みだなあ。 育った家を出てからこの8月で15年になりました。節目として何か書いておかなくてはと思いながらいつの間…

ブーブーBOOM!

ついに来るべき時が来たというのでしょうか。うちの息子も電車と車にものすごい勢いでのめり込むようになりました。男児持ちのみなさんが口を揃えて言う「男の子は教えなくても必ず車や電車が好きになる」という言葉、紛うことなき真実でございました。 毎朝…

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

板橋区立美術館のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展に家族で行って来ました。 学生のころ同じ展示を観に来ていて、駅からずいぶん遠いなーと感じたことだけ覚えていたのですが、子連れだと尚更遠くに思えました。でも息子がたくさんの絵に興味を持ってくれ…

いつかモジャモジャになる日

息子(1歳半)と散歩していると、見知らぬ人からよく女の子に間違えられます。まあ、間違えられても「ごめんなさい、あんまり可愛いのでつい……」とお世辞を言ってもらえるので悪い気はしませんし逆パターンのような気まずさもないです。 しかし親の欲目でも…

はじめての水族館

親子3人で池袋のサンシャイン水族館へ行ってきました。息子(1歳半)にとっては生まれて初めての水族館。 お空にアシカが悠々と泳いでいてびっくり!旭山動物園みたい。親はかなり久々に来ましたが、昔とはずいぶん様変わりしましたねえ。 ずらり並んでミス…

寝かしつけプロレス

息子1歳半、赤子以上人間未満。大変なことはそれはそれはたくさんあるけれど、なかでも寝かしつけに悪戦苦闘しています。先月断乳するまでは乳で寝落ちするのを待てば良かったのですが、これからは自力で寝てもらわねばなりません。 母の理想としては、絵本…

1歳半

息子が1歳半になった。 昨年12月、1歳なりたてで体重が11kg、成長曲線上限ギリギリになったときは「いったいこの子はどこまで重くなるんだ!」と震え上がったけれど、歩き始めてから背はぐんぐん伸びたものの体重は変わらず、1歳半健診では200g減って10.8kg…

『消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ』高橋和巳

『子は親を救うために「心の病」になる』(http://hayashinaoko.hatenablog.com/entry/2014/04/21/141225)に続き、著者の本を読むのは2冊目。 著者は虐待を受けて育った人間のことを「異邦人」と呼ぶ。「異邦人」はその他9割の「普通の人」とは異なる世界に…

カーネーション

「カーネーション」の再放送を観ている。大好きな大好きなドラマ。あれからもう3年なのか。当時は影も形もなかった我が子が、今はもりもり海苔巻き食べて、わがまま言って(何言ってるか分からないけど)ギャンギャン泣いて、公園で元気に走り回って遊んでい…

日比谷公園

昨日は旧友に誘われて、息子を連れて日比谷公園に行って来ました。久しぶりの公園散策です。これまで「日比谷公園?ライブ観るとこだよね?」という感覚で、名にちゃんと「公園」を冠しているにも関わらず、公園という認識が薄かった場所です。当たり前です…

赤ちゃん抱っこ撮影会@両国国技館

今日は両国国技館での赤ちゃん抱っこ撮影会(http://www.sumo.or.jp/ticket/tokyo/special_ticket)に行ってきました。赤ちゃんのときにお相撲さんに抱っこしてもらうと、その子は無病息災で育つと言われています。 せっかく相撲好きとして生きてきて子ども…

緑の道

桜並木のある緑道で毎日息子を散歩させています。息子が生まれる前、子どものいる友だちに「この緑道とってもいいねえ」と言われていて、その時はそうなのかと思うくらいだったのですが、今はその意味がとてもよく分かります。都内だと、公園以外で車の心配…

『子どもについて』ハリール・ジブラーン

友だちから借りた育児冊子に引用されていたハリール・ジブラーンの詩が、今とても沁みます。 ジブラーンは1883年生まれのレバノンの詩人、画家、彫刻家。「20世紀のウィリアム・ブレイク」とうたわれた人です。 「子どもについて」 赤ん坊を抱いたひとりの女…

『子は親を救うために「心の病」になる』高橋和巳

妊娠中、私も人並みの親になりたくて、それなりに育児書など読みました。 参考になったものもたくさんありました。その多くには、子どもにこのように接してはいけないという禁忌も書かれていたわけですが、それを読むたび落ち込みました。 自分の親からその…

勉強を息抜きと感じるくらいには毎日疲れ果てています

息子、気に入らないことがあると母に頭突き&殴る蹴るしてくるようになりました。夜は夜で何度も夜泣きしてやっぱり頭突き&殴る蹴る。そんな日々です。 今朝は4時に起きて積木を散々積んだのち6時に寝ました。なんというフリーダム。おかげで両親は寝坊して…

男児のベビー服問題

前回、親の好みの押し付けはやめようと書きましたが、彼が生まれてこのかた、着るものについては当然ながら思いっきり私の好みを押し付けております。子どもが意志表示できるまでは、ベビー服選びは親の役得というか、楽しみのひとつだと思います(一般的に…

赤はきらい

昨日、入学式一色のTwitterを眺めていたら、焦げ茶色のランドセルを背負った1年生の女の子の写真が目にとまった。 私もランドセルが焦げ茶色だったのでシンパシーを覚えるのと同時に、男子どもから6年間ウンコ色とからかわれ続けた嫌な思い出も蘇り、余計な…

仔猫の気持ちで

週末は親子3人で花見三昧でした。 花見と言っても近所をぐるっと散歩するくらいだけれど、大人にはほんの小さな世界も、息子にとっては大冒険なんだろうなあ。びりっかすの子ねこ (世界のどうわ傑作選( 5))作者: マインダート=ディヤング,ジム=マクマラン,中…

毎日が土俵入り

親の欲目でもうちの子天才!と思うようなエピソードは今まで特になかったが、先月驚くようなことがあった。 私は相撲が好きなので、大阪場所も毎日テレビで観ていた。息子も生まれてからずっと奇数月には強制的に相撲を観せられていたわけだけど、1月までは…

諦めが肝心

素敵な絵本についても親の仕事についても、実は少し前に書いてあったのだけど、息子が怪我をしたのでそれどころではなくなってしまった。 月曜日、午前中の公園遊びを終えて帰宅、昼ごはんを作っていたら、突然リビングから尋常じゃない泣き声が。慌てて行っ…

親の仕事

突然ですが子どもとの散歩って親にとっては修行です。 大人が3分で行ける場所に30分かけて行くのです、子どもって。歩みがゆっくりなだけじゃなくて、大人が行きたい方角と必ずといってもいいくらい逆の進路を取るし、犬や猫を見つけたらその都度追いかける…